『母を消す日』(2004年・書肆山田)
胃癌の再発からその最後まで、同居する義母(妻の母)に寄り添う時間は、同じく胃癌で亡くなった実母のイメージが再帰し交叉する時間でもあった。137行を一気に畳みかける長詩「かさあさん、あなたが消えていく」ほか、エロスの世界を彷徨う物語8作品を収める。
H氏賞最終選考における決選投票で常識派に敗れた問題作。
(ISBN4-87995-601-5 81ページ/本体価格2,200円/高安書房直売価格・送料込2,200円)
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